毎月の固定費になっている光熱費、毎日少しでもカットできれば、年間だと大きな金額に。お料理やお風呂などに欠かせないガスも、使い方次第でしっかり節約できます。
まずガスコンロは、熱効率のいい「中火」を使うのがオススメです。鍋底からはみ出るほどの強火は、横にあふれた炎が鍋を暖めることなく、エネルギーのムダになってしまいます。
底が大きい鍋やフライパンは、ガスの炎がしっかり当たって、効果的に加熱できます。鍋を洗った後に、底が濡れたまま火にかけていませんか? 水を乾かすガスが余計に必要になるので、鍋はサッとふいてからコンロに乗せましょう。
お風呂のしたくをするときは、湯船に水を入れて沸かすのではなく、給湯を使ってお湯を溜めた方がオトクです。お湯を入れたらすぐふたをして保温しましょう。
湯船からうっかりお湯をあふれさせてしまうのは、よくやりがちな失敗。「自動お湯張り機能」がある給湯器なら、適量になると自動でお湯が止まるので安心です。追い焚きも適温でストップして沸かし過ぎがなく、水とガスのムダを防ぎます。
家族がお風呂に入るとき、間隔が開いてしまうとお湯が冷めて、毎回追い焚きが必要になってしまいます。できれば一緒に入るか、すぐに次の人が入浴するとガスの節約になりますよ。