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おうちをキレイに

2022年1月7日
おうちをキレイに

冬でも黒カビが生えてしまうお風呂のふた。キレイにするには?

まずはしっかり乾燥させてカビ防止

1年中暖かく湿り気のあるお風呂では、冬でも黒カビが出現します。特に掃除を忘れがちなのが浴槽のふた。端の方をよく見ると、黒カビが生えていませんか?

浴槽のふたは洗うのがめんどう
ふたには、くるくる丸めるロールタイプや板状のプレートタイプ、折り畳みタイプなどがあります。面積が大きく重量もあるため本当に洗いにくく、ついつい目をつぶりがちに……。
ロールタイプの蛇腹の部分、プレートのシリコンゴムの部分、折り畳みの折り目の部分などに汚れがたまり、黒カビも発生しやすくなっています。

カビを防ぐならまず乾燥!
カビの3つの好物は「高温」「高湿」「豊富なエサ」です。お風呂から上がるときのちょっとした習慣でカビを防ぎましょう。
■エサとなるせっけん分や皮脂などを、熱めのシャワーで落とします。
■温度と湿度を下げるため、窓を開けたり換気扇を回しておきます。

特に、ふたを乾燥させておくのはカビ予防の重要なポイントに。浴室暖房乾燥機があれば、必ず「乾燥モード」にしてしっかりと乾かしてください。

カビが生えたふたを上手に洗うには

それでも黒カビが発生した場合、放っておくとどんどん広がってしまいます。衛生面も気になるので早めにカビ取りをして、ふたをピカピカにお掃除しましょう。

カビ取り剤を使って落とす
塩素系の漂白剤やカビ取り剤は強力で、すぐにカビを落とすことができます。掃除のときは、肌につかないように必ず手袋やメガネ、マスクをつけて、窓を開けて換気扇を回します。

(1)ふたが濡れていたらふいて、カビがある部分にカビ取り剤をかける。
(2)液ダレしやすければラップをかけたり、キッチンペーパーなどに液をしみ込ませてパックする。
(3)説明書の時間通り放置したら、シャワーで十分に洗い流す。
(4)スポンジに中性洗剤を泡立て、カビ以外の汚れを落としてしっかり洗い流す。
(5)ふたを十分に乾かす。

カビ取り剤のあと、汚れを落とすときは必ず中性洗剤を使いましょう。「まぜるな危険」の表示をチェックしてください。

重曹をかけてゴシゴシ
塩素系の洗剤は刺激が強すぎると感じるときは、もう少し手軽に使える重曹でお掃除を。重曹をふた全体にかけて、カビや汚れが気になる部分はスポンジやブラシでこすり洗いします。熱いシャワーで流し、水気をふいて乾燥させてください。

カビが強く根を張っていたら、カビ取り剤がオススメ。乾燥させるときはふたを重ねたり丸めたりせず、凹凸のすみずみまで風を通すのがコツです。

カビ退治には乾燥が大切。浴室暖房乾燥機があればもっと便利に

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