明日を灯すHOME&LIFE

料理アイデア

あさりの写真
2023年4月12日
料理アイデア

あさりの砂抜きにはいろいろな方法あり!砂を上手に吐かせるコツとは

買ってきたあさりも砂抜きを

あさりは1年通じて食べることができますが、おいしい旬は春と秋といわれています。春は潮干狩りであさりを採ってくる機会もあるので、上手な砂抜きの方法をチェックしておきましょう。

基本の砂抜き法
スーパーなどで買ったあさりでも、食べたときジャリッと砂をかんでしまうことがあります。おいしくいただくために、必ず砂抜きしましょう。

(1)ボウルやバットに入れて、海水と同じ3%の濃度の塩水をひたひたになるまで注ぐ。3%の塩水は、水200mlに対して塩小さじ1が目安。塩水が多すぎると砂を吐きにくくなるので、あさりが少し顔を出すくらいの量に調整する。

(2)上に新聞紙などをかけて1~2時間置く。暗くしておくと砂を吐きやすく、あさりの水管から噴き出る水の飛び散りも抑えられる。

(3)砂を吐かせたら殻をこすり合わせて水洗いし、表面の汚れをサッと落として調理する。

砂抜きは冷蔵庫でするべき?
冷えすぎた状態では、砂を吐かなくなってしまうので常温の冷暗所で砂抜きを。室温が高いときは冷蔵庫を使ってもOKですが、砂を吐かなければ外に出して水温を調整してください。 砂抜きが終わったら冷蔵庫の野菜室などで保管し、早めに調理します。

潮干狩りで採ったあさりの砂抜き

ザルに入ったあさりの写真

買ってきたものと比べると、潮干狩りのあさりは砂がたくさん入っています。海水に浸かっていたため塩分も多いので、ていねいに砂抜き・塩抜きしてから調理しましょう。

潮干狩りのあさりの砂抜き
(1)あさりが重ならないよう、平たいバットなどに入れて3%程度の濃度の塩水をひたひたに注ぐ。

(2)上に新聞紙などをかけて、涼しい場所で5~6時間砂を吐かせる。暑い時期は冷蔵庫を使って水温を調節する。

(3)砂抜きしたあさりは、水を切ってそのまま30分ほど置き、含んでいる塩水を吐かせる。流水で殻をこすり洗いして、よく洗ってから調理する。

砂抜きは時短できる?
塩水の代わりに50℃程度の真水のお湯を使うと、短時間で砂抜きできます。洗ったあさりをお湯に入れて、こすり洗いしてから10~15分砂を吐かせ、最後にぬるま湯で軽く洗いましょう。
お湯の砂抜きはヒートショックの原理を使ったもので、貝の中に水分を取り入れて汚れや砂を吐き出しやすくします。ただし、うまく砂を吐かないこともあるので、潮干狩りのあさりは避けましょう。

あさりはしっかり砂抜きして、おいしく調理を

HOME & LIFE トップへ