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上手に節約・省エネ

2020年7月6日
上手に節約・省エネ

電源やスイッチのオン・オフ、こまめにやっても節電にならないケースも

待機電力を減らすには

電源をオン・オフして待機電力を減らすなど、節電にはいろいろな方法があります。正しい節電で、効率よく省エネしましょう。

待機電力が発生するとき
家電自体は動いていなくても、主電源は入っていて時計やモニタ表示がされていたり、センサーが搭載されている機種は待機電力が消費されます。

待機電力をカットする方法
多くの家電には、本体の主電源スイッチや電源プラグをコンセントに差して使う「主電源」と、リモコンなどについている「スイッチ」があります。
待機電力をカットするには、主電源のオフが必要に。オン・オフの切り替えがついたコンセントなら、いちいちプラグを抜かずに主電源が切れるので便利です。

オートオフ機能があれば手間いらず
一定期間使わないでいると、自動で主電源が切れるオートオフ機能のついた家電も。それぞれの製品の機能を確認しておきましょう。

また、節電の工夫にプラスして、電力料金プランの見直しも重要です。我が家に最適な電力会社を選べば、普通に暮らしているだけで毎月おトクに光熱費がカットできます。

主電源はオフしないほうがいい家電

待機電力をカットするために、ひんぱんに家電の主電源を切るのはちょっと待って!実は、かえって節電にならず、デメリットになる機種もあるのです。

主電源オンのままがいい機種
毎日継続して使う家電は、主電源をオフする節電法はオススメできません。また、在宅勤務の増加で設置が増えているインターネット回線に関する機器も、電源のひんぱんなオン・オフは避けて。
逆に、電気ポットや炊飯器の保温は消費電力が大きいので、長時間使用せずこまめにオフしましょう。

■エアコン
主電源を落とすと、数時間起動できない機種もあります。また、適温になったからとスイッチをオフすると、再び起動するときに一番電力を消費してしまいます。自動運転のモードで連続使用する方が効率がよく、結果的に省エネに。

■テレビや録画用のレコーダー
番組表の自動取得機能がついている機種は、主電源をオン・オフするたびにデータを取得するため、待機電力以上の電力がかかることも。

■モデムやルーターなど
インターネットの通信機器は、電源のオン・オフを繰り返すと接続が不安定になったり、設定がリセットされるなどのリスクがあります。

電力プランの見直しでおトクになることも

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