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上手に節約・省エネ

2025年8月20日
上手に節約・省エネ

家計を悩ませる光熱費アップ、そんなときは料金プランの見直しを

原油価格の高騰などが影響

ここ数年の光熱費の値上がりは、どこの家庭でも頭の痛い問題になっています。毎日の節電などはしっかり実行しつつ、さらに節約できる方法を考えていきましょう。

光熱費の値上がりの理由は?
夏のエアコンで大きく使用量が増える「電気」を例に、値上がりの原因を見てみましょう。大きな原因となっているのは、2021年ごろからの原油価格の上昇です。ウクライナ問題をはじめとする世界情勢の影響など、さまざまな要因で電気をつくるためのエネルギーが高騰しました。

それを受けて電気料金は値上がりしており、緊急措置として一時的に政府から補助金が給付されるほどの事態になっています。

これからの見通しは?
今後、電気料金がどうなるか一概には言えないものの、残念ながら劇的に下がる予測は立たないのが現状です。光熱費が横ばいから下落まで至るには、世界的に原油価格が安定し、再エネの拡大や技術革新の実現など、いくつもの展開が必要となりそうです。

節約のために家庭でできること
少しでも光熱費を抑えるには、待機電力を減らす、冷蔵庫にものを詰め込まない、エアコンの設定温度を下げ過ぎない、フィルターがついている機種はこまめに掃除をするなど、毎日の省エネアクションを徹底して継続していくのが基本です。

>資源エネルギー庁 省エネポータルサイトでアクションを見る

努力なしに毎月の光熱費を下げるには

毎日の省エネアクションが大切ではあるものの、大幅な光熱費削減は難しく、小さな努力の積み重ねなのでストレスもたまりやすくなるでしょう。他に、こんな方法を併用してみては?

省エネ機器に買い替える
照明や空調、給湯器などを最新機種に替えれば、省エネ性能はグンとアップ。普通に使用しているだけで光熱費を減らすことができます。 ただ、心配なのは買い替えのコスト。自治体や国で補助金が利用できるものもあるので、古い機種をお使いのときは検討してみてください。

料金プランを見直す
努力せずに節約する方法で効果的なのは、光熱費の料金プランの見直しです。在宅時間や家族構成、家電・ガス機器の使い方などの条件から、今が本当に最適なプランになっているか確認しましょう。

また、「電気」と「ガス」をまとめたセットプランや、「高速インターネット」などのサービスと組み合わせたプラン、企業によっては独自の特典があるものもあります。毎月必ず支払う固定費は、一度契約を見直せば自然と節約になるのでオススメです。

見直しのときの注意点
光熱費の見直しは価格やサービスの比較だけでなく、提供する企業の安定感も重要な要素です。エネルギーを専門とした実績豊富で大きな企業であることや、資本力・規模・対応力などにも注目してみてください。

ガスとインターネットの組み合わせでオトクなセット割も

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