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すっきりお洗濯

2020年11月11日
すっきりお洗濯

ニットは洗濯機で洗える? 型崩れを防いで上手に洗い上げるコツ

自宅でニットを洗うとき確認すること

セーターや帽子・手袋など、ニットは冬のおしゃれの必需品です。出番が多いと汚れやすくもなるので、自宅で洗えると助かりますね。洗濯できるかどうかは、まず2つの条件を確認しましょう。

「洗濯マーク」を確認
ニットが自宅で洗えるか、タグで洗濯マークをチェックします。桶のような形が「家庭洗濯」のマークです。古い衣類は、洗濯機のマークになっていることもあります。

■「×印」がついていたら、家庭で洗うことはできません。
■数字が書かれていたら、それは洗濯の水温の上限のこと。
■マークに手の形があったら「手洗い」にしましょう。
>洗濯マークを確認

「洗濯機のモード」を確認
おうちの洗濯機に、繊細な衣類を洗うための「ドライ」「手洗い」「おうちクリーニング」などの弱水流のコースがあればOKです。

洗濯機でニットを洗って、上手に干すには

ニットの縮みや伸びを防いで、洗濯機でキレイに洗い上げるにはちょっとした工夫が必要です。洗濯OKのニットでも、お気に入りの1着やカシミア混など高価なものは、念のためにクリーニングに出しても。

(1)汚れがひどいところは予洗いを
えりやそでの汚れ、食べこぼしなどの目立つシミがあったら、洗面器などにぬるま湯とおしゃれ着洗いの中性洗剤を入れて、やさしくつまみ洗いします。

(2)ぴったりサイズのネットに入れる
ニットを軽くたたんで、ぴったり収まるサイズのネットを用意します。外せる装飾があれば外し、カーディガンなどはボタンをかけて、すべて裏返してからネットに入れてください。

(3)ドライコースで洗濯する
洗濯物を詰めこまず、弱水流のコースで洗濯します。水温が高いと縮みやすいので、ぬるま湯程度がオススメです。洗剤はおしゃれ着用の中性洗剤を使い、脱水時間は短めにしておきましょう。

(4)ハンガーにかけずに平干しする
干すときは、ハンガーにかけると型崩れしやすくなります。日陰になる平たい場所に、形を整えて干してください。適当な場所がなければ、お風呂のふたの上に広げ、浴室暖房や換気扇をつけて乾かしてみて。

浴室暖房で、ニットの型崩れが防げる

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