明日を灯すHOME&LIFE

すっきりお洗濯

2021年1月13日
すっきりお洗濯

お風呂で使ったバスタオル、どのくらいの頻度で洗いますか?

使い続けると雑菌がどんどん増える

お風呂で清潔にした体や髪を拭くのだから、バスタオルは何度も使うという人も多いのでは? 実は、1度使ったタオルは雑菌が増えやすいので、「すぐ洗濯」がオススメです。

体は清潔なのに雑菌が増える?
お風呂でよく体を洗ったとしても、落としきれない皮脂汚れや汗、せっけんカスなどは残ります。そんな「汚れ」と「水分」がバスタオルにつくと、雑菌はどんどん繁殖してしまいます。一説によれば、3日使い続けると菌は数万~数億個に増えるのだとか。

バスタオルを置く場所も問題
バスタオルが置いてあるお風呂場や脱衣所は、雑菌の好む高温多湿の場所です。濡れたタオルが乾きにくく、菌は元気に増え続けることに……。

洗わず使い続けることでトラブルも
雑菌は目には見えませんが、バスタオルにニオイがついたり、体臭や皮膚トラブルの原因にも。家族で使いまわしをせず、すぐに洗濯しないときは浴室暖房などを使って、水分をしっかり取っておくと菌の繁殖が抑えられます。

バスタオルを上手に干すには

冬は厚手の洗濯物が乾きにくく、毎日洗っているとバスタオルが足りなくなることもありそう。髪を洗わない日は、スポーツタオルなどで代用してもいいでしょう。基本的なタオルの洗い方はこちらでご紹介しています。

日光に当てると消毒になる?
洗濯物を天日で乾かすと気持ちよく感じます。でも、バスタオルを干すときに一番大切なのは、雑菌の繁殖を防ぐために「素早く乾かす」こと。冬は日差しが弱く、よく乾く時間も短いものです。

また、外干しすると紫外線による多少の殺菌力が期待できますが、直射日光に当て続けないと効果が薄く、洗濯物が色落ちしたり、ゴワゴワになるなどのデメリットもあります。

部屋干しするときは除湿が肝心
部屋干しをするなら、定期的に換気をして除湿器を使うなど、部屋の湿度を下げることがマスト。湿気が多い部屋で干すと乾きが悪く、バスタオルの雑菌が増えてしまいかねません。

「乾燥機」でスピーディに乾かそう
「浴室暖房乾燥機」があれば、バスタオルなど厚手の衣類にぜひ活用を! 洗濯物と一緒にお風呂場の水分も乾くので、カビの増殖も防いで一石二鳥です。また、最近の「衣類乾燥機」はタオルがふっくら乾いて、除菌効果の高い機種も登場しています。

バスタオルを乾かすには、浴室暖房や衣類乾燥機が便利

HOME & LIFE トップへ