
アウトドアのレジャーや、子どもと一緒のお出かけなどに欠かせないのがリュックサック。汗や泥で汚れやすく、放置しておくとカビの発生や、生地の劣化の原因になってしまいます。
洗えるかは洗濯タグで判断
ひんぱんにリュックを使っているのであれば、2~3ヵ月に一度は洗っておきたいもの。自宅で洗えるかどうかは、まず洗濯タグを確認します。水洗いができるマークがあれば大丈夫ですが、漂白剤の使用や乾かし方などもチェックしましょう。
洗濯タグがないときは?
洗濯タグがついていなくても、リュックの素材が綿などの布、ポリエステル、ナイロンであれば、一般的に洗濯OKとされています。革や合皮のリュックは洗濯できないため、専用のクリーナーが必要です。
洗う前に準備すること
■リュックの中をキレイにする
内側にゴミが入っていないか確認して、掃除機などでできる限り汚れを取ります。すべてのポケットやチャックの中もチェックしましょう。
■外せるものは外しておく
背中に当てるパッドが入っていたり、ひもや底板、キーホルダーなど付属品はすべて外します。複雑なパーツに分かれているものは、スマホなどで画像を撮っておきましょう。
■色落ちがないか確認する
目立たない場所に洗剤を少しつけて、白い布で拭き取ってみたとき色が落ちるようなら、ムリをせずクリーニングに出すのがオススメです。
洗濯タグで「洗濯機可」になっていれば、洗濯機で洗うことができますが、型崩れが心配なときは手洗いしましょう。
洗濯機で洗うには
生地にやさしい弱水流のモードを選び、脱水は控えてください。汚れがひどいときは、ぬるま湯で洗うと落としやすくなります。
(1)リュックを裏返し、厚手の洗濯ネットに入れる。
(2)「ドライコース」などのモードを選び、中性洗剤かおしゃれ着洗い用の洗剤で洗う。
(3)しっかりすすいで、脱水はせずに手で押したり、タオルなどで水気を切る。
手洗いするときは
ぬるま湯に洗剤を溶かしてつけ置きし、やさしく押し洗いします。汚れが強いところはつまみ洗いをしましょう。水を何度か替えてしっかりとすすぎ、手で押したり、タオルで水気を切ります。
干すときの注意ポイント
リュックを逆さにして、紫外線で生地が傷まないよう日陰に干します。中に詰め物をすると型崩れしにくくなりますが、乾きが悪くなるので完全に乾くよう注意を。乾燥機は使わないようにしましょう。