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暮らしトピックス

2021年12月8日
暮らしトピックス

寒くなると窓に結露がびっしり!暮らしのちょっとした工夫で対策を

結露を放置すると家が傷む

冬になると悩まされるのが、窓がびしょびしょになるほどの結露。そのまま放っておくと、サッシやカーテンにカビが生えたり、部屋にまで水がたれて壁紙や床を傷めてしまいます。

室内と室外の寒暖差に注意
よく冷えたドリンクが入っているコップには、水滴がたくさんつきますね。窓の結露もそれと同じで、室内と室外の寒暖差が大きいほど水滴が発生しやすくなります。

湿度をしっかりコントロール
部屋の湿度が高いほど結露しやすくなるので、湿度計を見てコントロールすることが大切です。冬は湿度40%を下回るとウイルスの活動が活発になり、部屋が寒く感じます。逆に60%以上になると窓に水滴がつきやすく、カビやダニも好む環境に。湿度40~60%を目安にしていきましょう。

結露しにくい部屋にするには?
まずは、定期的な換気が大切です。短時間でもいいので窓を2ヵ所以上開けて、風を通してください。24時間換気システムや換気扇も利用して、余分な湿気や汚れた空気を逃がしましょう。

サーキュレーターや扇風機を使って窓のまわりに風を送ると、窓に湿気がたまるのを防いで結露対策に。また風で空気を循環させれば、暖房で暖められた空気も部屋全体に広がって、ポカポカ快適に過ごすことができます。

暮らしの工夫とリフォームで結露対策

部屋の湿度を上げるものとして「洗濯物の部屋干し」などはよく知られています。それ以外にも、暮らしの意外なところで湿度がアップしていることも……。

気づかず湿度を上げるものとは?
鉢植えの観葉植物や花瓶の生け花は、常に水蒸気を発生させて部屋の湿度が高くなります。植物は窓ぎわから少し離して置き、いくつかあるときは距離をあけて風が通るように配置を。

また、お湯が入っているお風呂のふたを開けたままにしたり、浴室や洗面所など水回りのドアが開いていると、部屋の湿度は高くなります。

手軽な断熱シートで結露対策
湿度を上げない暮らし方の工夫に加え、窓の断熱効果を高めていくのが結露対策のコツ。市販の断熱シートを窓に貼るだけでも、室内外の温度差が減るので結露も減らすことができます。

窓のリフォームで1年中快適に!
ただ、シートを貼ったりはがしたりはちょっとめんどうです。もっと快適にするなら、窓を二重サッシやペアガラスにするリフォームはいかがでしょう。断熱効果がグンと高くなるので、冷暖房の使用量も減らすことができ、年間の省エネにもお役立ちです。二重サッシならさらに防音効果もアップします。

二重サッシなど断熱のリフォームで、1年中快適な暮らし

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