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リラックス&元気

職場で胃を押さえる男性の写真
2025年6月16日
リラックス&元気

食べ過ぎて胃が重い……胃腸の負担を軽くして元気になるには?

脂っこいものは消化しにくい

会食や飲み会に参加したり、ストレスがたまっていると、つい食べ過ぎてしまうのはよくあること。胃もたれやムカムカで、体調がすぐれないときのセルフケアを知っておきましょう。

食べたもので消化時間が違う
ものを食べた後、通常は2~3時間かけて胃で消化されるといわれています。脂肪の多い食べ物や揚げ物、アルコール、ケーキなど糖分の多いものをたくさん食べると、消化までに倍以上の時間がかかることも。

胃に食べ物が長く留まっていると、苦しさやもたれの原因になります。不快な症状があるときは、胃の負担を減らす工夫をして1~2日様子をみておきましょう。

寝る前の食事も避ける
寝る直前にものを食べることも、胃もたれの原因に。胃が動きにくくしっかりと消化ができないため、睡眠の質も低下して、朝起きても何となくスッキリしない状態が続いてしまいます。
寝る前に胃の消化を終わらせるために、就寝3時間前には食べ物を口にしないよう心がけましょう。

胃にやさしい食事にチェンジ
胃もたれしている間、食事を抜くのは逆効果。おかゆやうどん、野菜スープ、豆腐、卵、バナナ、鳥のささみや魚の白身など、消化がいいメニューを少しずつ食べるのがオススメです。

味つけは薄くして、塩分や辛味・酸味は控えます。また、冷たいものは消化の妨げになるので、できるだけ温めたものをゆっくりと食べてください。

胃もたれをスッキリさせるには

カップにお湯を注ぐ写真

胃にやさしい食事に変えるのと同時に、胃もたれを改善するちょっとした工夫も実践してみて。カンタンなセルフケア法をご紹介します。

ぬるめの白湯を飲む
胃の消化を助け、腸に食べ物を送るためには水分補給が大切です。胃の負担を軽くする飲み物は、甘みやカフェインが含まれず、温度も極端に熱くも冷たくもないものがいいでしょう、ぬるめの白湯をこまめに飲んでみてください。

食べ過ぎたらガムをかむ
胃もたれしそうな食事をした後は、ミントなどスッキリした味のガムをかむのも症状を抑える方法のひとつ。かむという動作で唾液がよく分泌され、消化を助ける効果があります。食後すぐにかむのがオススメです。

動けるようなら体を動かす
動けないほどつらいときは、できるだけ身体を起こした状態で安静に。横になってしまうと胃の中の食べ物がなかなか腸に送られず、消化が進みにくくなります。
体調がそこまで悪くなければ軽く散歩などをすると、筋肉の動きに連動して胃と腸も動きやすくなります。

胃の中の食べ物が消化されれば、症状は軽くなっていくはず。いつまでも不快な感じが続いたり、強い腹痛がするときは医療機関を訪ねましょう。

胃が重いときの水分補給はぬるめの白湯を

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