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暮らしトピックス

2022年3月8日
暮らしトピックス

家具や床に貼られたシールや、商品の値札シールを上手にはがすには

キレイに取れないシールにイライラ

お子さんのいたずらで家に貼られたシールや、商品についている値札シールがうまくはがせず、苦労した経験は誰にもあること。ベタベタさせずに、うまくはがす方法をご紹介します。

なぜ、シールはうまくはがせないの?
シールは印刷された用紙の裏に、のりになる粘度の高い接着剤がついて2つの層になっています。貼ってすぐならば比較的はがしやすいですが、時間が過ぎて接着剤が劣化・乾燥すると、どんどんはがしにくくなります。

表面の用紙だけがはがれると、接着剤が残ってベタベタに。ムリにはがすとシール跡が残ったり、貼られたものが傷ついてしまいます。

水やお湯でふやかしてはがす
接着剤は水溶性のものが多く、水分を含むと粘着力が弱まります。貼りついているものが水に強い素材なら、しばらく水かお湯につけてふやかしておきましょう。水につけられない大きさの場合は、霧吹きで水をシュッと噴いて、ふやけたら端からから慎重にはがします。

シールをはがすのに使えるもの

水分以外にも、接着力を弱める方法があります。家にあるものを活用してシールはがしにトライしてみて!

接着剤は熱に弱い
接着剤は温めると溶けやすくなって粘着力が弱まるので、お湯につけたり、ドライヤーで温風をかけるのも効果的です。ただし、熱くしすぎるのは禁物。溶けすぎてベタベタが残り、かえってはがしにくくなってしまいます。

中性洗剤を含ませる
食器用の中性洗剤に含まれる界面活性剤は、水を接着剤に浸透させやすくします。シールの上から洗剤をかけて、ラップでおおってしばらく置いておきましょう。シールをうまくはがしたら水拭きか水洗いします。

除光液で接着剤を溶かす
マニュキュアに使う除光液は、有機溶剤という成分でシールの接着剤を溶かします。ティッシュやコットンなどに除光液を含ませて、シールに乗せてしみ込ませ、数分放置してからはがしましょう。

それでもベタベタが残ってしまったら、消しゴムやメラミンスポンジでこするか、セロハンテープやガムテープでくっつけてはがせばスッキリ!

接着剤は熱に弱いので、お湯を使うとはがしやすい

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