1日数回の深呼吸でスッキリ

体の疲れがたまっていたり、ストレスや緊張を感じていると呼吸が浅くなります。そんなときは意識して「深呼吸」をすると、心身のバランスが整いやすくなるのだとか。誰でもできる健康法を、今日から始めてみませんか？

深呼吸はどんな効果があるの？
体の機能を調整する「自律神経」は、ストレスなどが原因で崩れやすくなります。ゆったりと深い呼吸をすると、自律神経のバランスを整えて、リラックスしやすくなると言われています。

深呼吸のやり方は？
深呼吸には、息を吸うとき・吐くときのコツがあります。
■ゆっくりと、口から息を吐く。
■吐くときは、体中の空気を出すイメージでお腹をへこませる。
■息を吐き切ったら、鼻からゆっくり吸いこむ。
■吸うときは、体を空気でいっぱいにするようにお腹をふくらませる。

「息をしっかり吐く」のがポイント。吐く時間の方を長めにすると、自然に息を深く吸えるようになります。まずは1日数回、気づいたときに深呼吸してみてください。

体を温めて深呼吸しよう

深呼吸は、さわやかな環境でするのが理想的。室内では窓を開け、フレッシュな空気を取り入れましょう。入浴するときの深呼吸もオススメです。

温浴効果に深呼吸をプラス
ぬるめのお湯につかりながらゆっくり深呼吸すると、温浴効果でさらにリラックスできます。のぼせないように深呼吸の回数は少なめに。ブクブクと発泡する炭酸ガスの入浴剤は、むせることがあるためお湯の表面に顔を近づけないようにしましょう。

お風呂で深呼吸する効果って？
入浴しながらの深呼吸は、こんな健康効果が期待できます。
■血流がよくなり、体のコリがほぐれやすくなる。
■冷えやむくみを軽くする。
■湯気で鼻やのどの粘膜が潤う。
■お腹周りの筋肉を使うので、内臓の動きが活発になる。
■リラックスできて安眠効果がアップ。

熱いお湯はリラックスしにくく、息苦しさを感じることもあります。必ずぬるめのお湯で行いましょう。

お風呂で深呼吸すると、心身ともにゆったりリラックス